Pick Up

タグ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ひそやかな復讐(上)

私は処女作にして前作「シークレット・ヒストリー」で結構熱狂的なファンになってしまった口ですが...。

ドナ・タートはかれこれ、もう10年以上本を出していなかったらしく。。。

日本じゃ考えられないよなぁ。

10年書かなくても作家としてやっていけるアメリカ出版界って素晴らしいと思う。



この本が出るというんで、何度も何度も書店に通い詰めた時期もありました。

こんな日記も書いてたっけ...
http://blureye03.blog58.fc2.com/blog-entry-27.html

結局はデマというか延期というか、なんだかあやふやな状況だった訳ですが(^^;;)

もうすっかり忘れ果てて10年も経った頃に、ふと思い浮かんでAmazonで探したらあったー!!!という経緯でした★



以下、ブクログでのレヴュー↓

前作シークレット・ヒストリーからどれくらい経ったんだろう?ずっと今作を待ちわびていて、やっと読むことが出来た。

やはり、どこはかとなく漂う狂気と不穏な死の香り。死んだ兄の記憶。兄を殺した殺人鬼が未だ身近に住んでいるかもしれない町の中で育つ、少女の話。混沌とした闇の気配。

兄の死後からずっと寝室で寝たきりの母親、愛人と暮らす別居中の父という崩壊した家庭、そしてたくさんの祖母たちとの中で育つハリエットとアリソン。

確か私の子供の頃もそうだった。死やセックス、ドラッグやそういったタブーには抗い難い魅力があったし、家族の色んな複雑な確執や葛藤の中で翻弄されながら、誰の助けもなく残虐なその闇の中へと飛び込み自分自身を模索しなければならなかった。そして、恐怖に怯えながらも胸高鳴らせる死への魅惑が常にそこにはあった。

南部アメリカの湿ったむっとする熱気を感じる。その沼地には、何か得体の知れないものが沈んでいるのだ。そしてそれは臭気と共に、気が付くと背後に忍び寄っている。




前作を読んだ時は、デュオニュソス的な狂乱と殺人、そして闇に葬り去られる死体...

美は恐怖である。美をなんと呼ぼうが、それを前にすればわれわれは震えおののく


っていう文章が私の脳裏にベットリとこびり付いた鮮烈な大事件だったんですが、今作は子供時代の家族小説的な雰囲気。

...でも、その日常に潜む闇の中から夜風とともにやってくる囁きとか、鋼のように突き刺さる冷徹な凝視とか、異様な腐臭とか...なんだかそういった闇の属性のものたちが気づかない内に浸食してきそうな雰囲気が堪らなくゾクゾクします♪

下巻が待ち遠しいなぁ♪
スポンサーサイト

聖娼ー永遠なる女性の姿(極私的メモ)

聖娼―永遠なる女性の姿聖娼―永遠なる女性の姿
(1998/12)
N. クォールズ‐コルベット

商品詳細を見る


先日のヘミシンクで見たエジプトの神殿でのタントラのイメージが妙に気になって、図書館で神殿娼婦について書かれた文献を片っ端から借りてきた。その中の一冊がこの本だ。

社会史的な本かと思いきや、ユング心理学系の著者による「聖娼」という元型についての本だった。

これは集合無意識内に息づく女性性について書かれた本だ。

チラッと捲っただけで、私はこの本を何よりも必要としていたんだ、ということが瞬間的に分かった。

この本に書かれている夢のイメージは、私の夢の中に現れていたイメージの数々とあまりにも酷似していたので、本当にこれにはビックリだった。

中学生時代、ひどい鬱だった時にもユング心理学の本にとても助けられたが、またしてもユングの夢分析で救われそうだ。



分化というこの課題に取り組まなければ、私たちは混沌に陥るか、あるいは現代的ペルソナの役割の安っぽい模倣に陥ってしまうだけだ。そして、独自の人間になりうるチャンスも失うことになる。さらには、身体的な性のもつ霊的な意味をも理解し損なうだろう。もし私たちが性の違いというものを否定するなら、性的な経験を通してはっきりと伝わってくる他者性という事実をも否定してしまうことになるのだ。―p107


これは私のことだ。

 それに続く様々な段階で、参入者はだんだん裸にされていく。それはまるで、自分自身の新しいイメージを受け入れるために古い役割を脱ぎ捨てていくかのようである。最終段階では、儀式用の男根を容れた篭の覆いが彼女の目の前で取り除かれる。ここで彼女は初めて、神のもつ豊穣の力、すなわち原初的再生の力を眺めることができるのだ。しかしここにはつねに危険が伴っている。というのも、男性の性質のもつ磁力にあまりにも強く魅惑されすぎてしまうと、彼女は神の領域に留まったままとなり、女性の意識や女性の性質と適切な関係がもてなくなってしまうからである。
 翼のある女神が長い恐ろしげな鞭を手にし、うやうやしく服従する参入者を監督する。この場面にはまた、知恵の帽子をかぶった年配の女性が登場する。彼女は儀式をすでに経験していて、その膝に参入者が頭を横たえている。彼女は新参入者を保護したりはしないが、そこには彼女の支えが存在している。
 苦痛と恥ずかしさに満ちた儀式全体の体験が、参入者を人間の女性へと引き戻してくれる。彼女は自我肥大の状態にはもはやなく、魂の奥深い部分に神秘を抱くようになる。最後の場面で、参入者は美しい衣を身に纏い、着飾った姿で登場する。そしてエロスの鏡に向かって身繕いし、その鏡は、関係性という女性の本質を映し出す。彼女はアリアドネとデュオニュソスの聖なる結婚に参入して体験し、そしていまやそれを体現しているのである。彼女は変容を体験し、自身の内なる深遠な力を十分知り尽くし、まさに外に向かって一歩踏み出そうとしているのだ。—p91


別な言い方で言うと、つまり私はずっとこの「神の領域に留まったまま」の状態にいたのだと思う。

私が今迄自分を分析して知っていたのは、私の性自認は中性、あるいは男女どちらでもある自己像に支えられているということだった。私は夢の中で男になったり女になったりする。私はそのどちらでもあり、どちらでもないという自認。これは私にとって非常に複雑な問題になってしまって、ひたすら考えるのを避け続けていた…。

しかし、この状態がなぜ起こり、なぜ自分で変えられないのかはずっと謎のままだったし、そのことでどうしようもなく無力感に打ちひしがれながらも、騙し騙し自分を鼓舞しながらやってきたのだった。



実際、女性におけるアニムスについて、私はこの本を読むまでほとんど何も知らなかったのだった。
大抵ユング心理学について書かれた本は、男性におけるアニマについての話題ばかりで、女性におけるアニムスについてはほんの触り程度に触れるだけだった。

アニムスについて読んで、私の女性性が、否定的なアニムスに貶められていることに気づくことができた。

いつも見る私の典型的な夢はこうだ。

彼は私を誘惑している。部屋に連れ込まれるが、そこには薬品ビンや医療器具がずらりと並んでいて、天井からは鉤爪のついた鎖が下がっている。床には血だまりが出来ていて、腐臭が漂っている。彼は猟奇殺人鬼だったのだ。彼は私を縛り付ける。色んなものでレイプされ、生きながら切り裂かれて行く。私は叫ぶ力も失っていく。



いつも私の夢の中では少女たちが犯され、拷問され、監禁されてきたのだった。私の少女たちを踏みにじってきたのは、ある時は気持ちの悪い老人だったり、中年太りの男性だったりした。そういった変態あるいは組織的にレイプされ、拷問され、弄ばれてきた。

こういった強姦者や強盗として現れる彼らは、私の中の否定的なアニムスたちだ。私の内にある女神は檻に閉じ込められ、レイプされボロボロに傷つけられ、死にかけた状態で放置されていた。私の自我は、否定的なアニムスによってひどく残忍な方法で支配され続けていた。

彼らが支配してきたからこそ、私の少女たち(未熟な女性性)は長いこと分化することが出来なかった。その結果、私は中性的な状態に留まるしかなかった。

昔見た夢があった。

川がある。川べりは切り立った崖で、数センチの出っ張りがある。そこを勇気を出して進んで行く。私は王女を助け出さなければならない。彼女は誘拐され、監禁されている。私の助けを待っている。



ずっとそうだったのだ、彼女はずっと助けを待ち続けていたのだ。

この物質世界で、女性性の象徴である地球が略奪されレイプされ続けているのと同じように、
私の中の聖なる女性性も同じように悲惨な状況下にあったのだ。


そして、私は<現実世界>でも男性のその野蛮な性質を愛そうとした。自分の身を犠牲にして暴力を受け入れたのだ。そうすれば彼らは満たされて、穏やかになり、それ以上私に危害を加えないのでは?という計算。
身を守るための打算だった。しかし、結果的にその行動が私の女性性を凌辱させ、貶めて力を封印するのには十分だった。

私には、女性として自然に生きているだけで非常に辛く不条理な生き様を余儀なくされるものだという印象が、強く植え付けられた。そして、どこにいても、誰も信じられなかったし、気を許せる相手などいなかった。

そして、「そうだ!それならば女性ではない者になれば良いのだ」と思ったのかもしれない。
しかし、男性の暴力性や女性の陰険さという両性のネガティヴな性質にほとほとウンザリしている私は、実際どちらの性別にもなりたくはなかった。しかしながら、両性のポジティヴな性質も知っているため、自分が両性であればバランスが取れるのでは?とも感じていた。そうこうしている内に、自分自身の性的なイメージはどんどん混乱していく。。。


しかし、夢は段々と変化して行った。
今ではその強姦者たちは陰を潜め、感情を失ったロボットのような規律にばかりこだわる無能な教師や、学校という強制収容所として夢に現れている。私はほぼ毎週、そこから逃げ出したり抗議の声を上げたりする夢を見る。

私はずっと男性性を崇めてきた。理性的であろうとし、感情を抑圧し、男性の中に入ろうとしていた。でもそれは間違った態度だった。あまりにも傷付き過ぎたのだ。

だからこそ、私は無意識の内に「フロム・ヘル」について荒ぶる男性的な神の力の危険性についてブログに書いたんだろう。なのに、その無意識からのメッセージを見逃してしまった。
http://blureye03.blog58.fc2.com/blog-entry-310.html

この漫画はまさに、男性性によって蹂躙される女性性を描いた神話だと思う。
だからこそ、私はそこに惹かれたのだろうと思う。
まさに、この物語の中の残虐性こそ、私が常に夢の中で体験してきたものに他ならない。
私の中の女性性は、長い間、この否定的な男性性(アニムス)の暴力的な権力から逃れようとしていたのだ。



ユングは個性化の過程について、まずは性的に未分化の状態—つまり中性的な時期が有り、その後に女性と男性という自覚が生まれて分化し、最終的にまた結合することによって個性化が完了する...ということを確か言っていたはず。

著者は、女性が女性性を発達させる段階についてこう書いている。

①少女である自分の女性性を貶めている否定的なアニムスに名前を付けて、彼らの支配から逃れ、分化する。

②否定的なアニムスによって植え付けられた否定的な感情を浄化すること。これはトイレを掃除する夢などで現れる。

③傷付いた少女を助ける。癒す。

④美しい女性と女同士で愛を交わす。

⑤男性の訪問者を受け入れるイメージが現れる。

⑥その男性と愛を交わす。



①について

女性の持つ豊穣な性質を、干涸びて不毛なままに放っておいたり、あるいは氷や雪で凍らせたままにしていると、否定的なアニムスが犠牲者を要求する。否定的なアニムスは自律的にはたらき、文字通り、絞め殺すような力で女性の自我を圧倒するのだ。そのような女性は絶望的になる。彼女の自我は女性の本質に根ざしておらず、それゆえセルフの力との生きたつながりももっていない。彼女の自我と、彼女の自尊心や自身を破壊しに出てくる強力な心的要素との違いを、彼女は自分自身で見分けることができない。―p174


よく雪の積もった冬の夢を見た。現実世界では夏の時期だったこともある。そこでは母が必死に畑を耕していた。雪が積もっているのにやめなかった。
そして蟹がよく現れた。蟹はやんちゃな少年に投げつけられてボロボロにされていた。外に放り出されたりもしていた。

これはこう読み取れると思う。
★母=私の母性的女性性
一生懸命無駄とも思える畑作業を続ける母の姿は、私の女性性の「母親」の部分だったのだろう。
★蟹=母性や女性性の象徴
★蟹を投げつける少年たち=未発達で否定的なアニムス
(私は否定的なアニムスたちに「強姦者たち」という名前を付けることにする。)

蟹座は、獅子座とともに、黄道星座のひとつとして、もう、5000年も前に昔のバビロニアで生まれたもっとも古い星座のひとつでもある。
蟹座の蟹は女神ヘラが使わした蟹とされるが、女神ヘラは月の女神の一つの姿であり、月に支配される海の水の象徴が蟹座である。
蟹座に春分点があった時代は、大洪水の時代だったといわれている。
それまでの文明が水に呑まれ、洪水の去った後に母系の農耕文明が生まれた。
蟹座は生命を育む子宮・海を意味すると同時に、太母神の支配する地下冥界も意味する。蟹座の支配星は月。母や家庭や血縁など自分のルーツを象徴し、何かを守り育てる星座である。
†蟹座(巨蟹宮)

マルドゥク神といい、またバビロニアだ。私はルーツ的に古代バビロニアと何かあるのだろうか?

②について
私はトイレを掃除する夢はいつも見る。
先日の夢は印象的だった。
http://higumanomori.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

③について
少女を癒す夢は見たことがないけれど、血まみれの白いドレスを着た美しい瀕死の少女が助けを求めてやってきて、自分の部屋に匿った夢はとても印象に残っている。

④について
レズビアンなエロティックで甘美な夢もよく見る。少し年上の美しい娼婦や、インド美女や女神様がよく夢に現れて私を誘惑し、導いてくれる。

⑤について
男性を受け入れたり、誘ったり、セックスする夢もよく見るが、男性と愛し合う時は私は必ず男になっている。女性と愛し合う時は必ず女になっているように。

そして、もしかすると、私にとっての【聖娼】とは、男娼としての方が頻繁に現れているのかもしれない。男娼としての女性性。これが私にとって混乱の原因になっている元型なのかもしれない。

これは否定的なアニムス側からの非常に巧妙な罠かもしれない。男娼は愛の中で受容的になれたとしても、結局の所は男性なのだ。しかも私の夢の中では平均的な男性よりも男らしい男だったりする。
男同士でどんなに受容的になれたとしても、自分の現実の体と逆の性別でいることから起きるフラストレーションによって、自分の女性としての身体を否定していく結果に繋がっていく。そして、また初めからの堂々巡りだ。

きっと女より女らしいオネェさんとしての自己イメージだったなら、もっとうまく女性性を開花させる元型として作用したのだろうけれど。


何にせよ...

女性はまずはじめに、不適切で抑圧的な態度や役割が自分を傷つけていることに気づいていく。それから彼女は、自分のからだや性のもつ大切さや美しさを経験するようになる。このことは、自我がセルフとつながるのを支えてくれる。女性の価値を切り下げるような態度とは、対決しなければならない。これは内なる邪悪ななにかが私自身について思い込ませようとすることと、本当に「私」に属することを、選別して行くプロセスなのだ。そうして後に、女神とその帰依者である聖娼の感覚が現れ、女性に愛することを許したり勇気づけたりするようになる。
女性が自分の未発達な女性的性質を気遣うようになると、彼女の自我はもっと強くなる。男性の「他者」である異邦人のアニムスを、喜んで迎えられるようになる。彼は女性を本質的で自立した女性性へとイニシエートし、その力強い位置から女性は、外的世界と内的世界の両方とかかわれるのだ。そして男性への恐れや、男性を「利用している」という罪悪感は、もう問題ではなくなる。―p185


この文章の通り、まず私がするべきことは自分の中の肯定的な女神像を意識的にイメージし、女性性の力を取り込んで力を高めることだと思う。そうすることで、アニムスよりも強くなるのだ。女神を讃え、彼女の美しさや豊かさと自分自身を結びつけられれば、きっと道は開けるはずだ。
女性性の力が高まれば、女性の体で男性を受け入れることへの抵抗感や拒絶反応も本当になくなるのかもしれない。


 女神に目覚めた女性は、適度な運動と食事を心がけ、からだをいたわる。そして化粧や服装、入浴の儀式を楽しむ。それは、自我の満足と関連した個人的アピール、というような単なる表面的な目的のためではなく、女性の本質を尊重することから生じてくる。彼女の美はまさにセルフとのいきいきとした関係に根ざしているのだ。
 このような女性が処女なのである。これは肉体的条件とはなんの関係もなく、内的な態度と関係している。自分の存在を定義するのに、彼女はもはや周囲の反応に頼ったりしない。処女である女性は、たとえそれが父親であろうと、恋人、夫であろうと、男性の単なる片割れではない。彼女は自分自身の権利をもつ対等な存在である。そして「どうあるべきか」とか、「人はどう思うだろう」といったような抽象的な考えにとらわれなくなる。—p78



私はやっと鍵を手に入れたのだと思う。

処女である女性、すなわち自分自身のための個人は、欲望を満たすためではなく、好かれ、認められるためでもなく、......さらに他者を支配する力を得たり、男性の興味や愛を得るために行動するのではない。彼女は自分のすることが真実だからそうするのだ......。処女としての彼女は、結婚していようといまいと、処女でない女性がするような考えには影響されない。つまり、人生の風向きに都合良く自分の帆を合わせようとしたりしないのだ......。彼女はあるがままに存在する。なぜならそれが彼女であるということだ。—エスター・ハーディング p79



6月に東京出張で見たエジプト美術館のアミュレットたち。
その中で、一際私が目を奪われたのはハトホル神のアミュレットだった。
聖なる雌牛の神、豊穣と愛の女神であるハトホル神。
この本の著者が言うように、内なる肯定的な女神のイメージを意識的に復活させることによって、失われた女神の力が戻ってくるのだと。

E3838FE38388E3839BE383AB.jpg

 狭い集合的態度を変えようとしない人、とくに父性性の法則にもとづいて生きている人にとって、心理的な成熟は望めない。女神を無視すると、不毛ですり減った人生を迎える結果となる。実感のなさと目的のなさが忍び寄ってくる。そして権力への強迫的な欲求が愛の喜びに取って代わるのだ。しかし女性の本質が、弄ぶおもちゃとしてではなく、取り込まれるべきエネルギーとして評価されるならば、心的生活が開花し、実り多い新しい展望が開けてくる。
 ある種の心的エネルギーを表す原型的イメージ、愛の女神は、最も力強い女神である。彼女の領域は天から地、すなわち神秘的な神々の世界から私たちの外的な現実にまで及ぶ。笑いを愛する、光り輝く女神は、男女両性にとっての生死にかかわる心の原理である。彼女は、私たちを自分自身の感情に結びつけ、さらに他者の感情の本質に触れるのを可能にするエロスの活動的な原理そのものでもある。
 女神は愛と喜びをもたらす。彼女は、自然で本能的な性衝動を洗練された愛の行為の技へと高める。「アフロディーテの本質は美と愛の力を通しての変容にある。その[心的な]力は、すべての変容に通じる」。―p86



aphrodite.jpg

女神(生命力、本能的な力) 
★女性性の機能がもつ2つの原型的側面【アン・ウラノフ】
○活動的、ダイナミック、変容、エクスタシー、熱狂
○静的、自然のまま、受容、保護・保守的な母性

コチラのサイトに古代の女神の関連性について、とても興味深いことが書かれています。
http://plaza.rakuten.co.jp/michaeltan2/diary/201210160000/

息子である恋人の犠牲
愛する男性の死に嘆き、悲しみの内に諦めることを知る。
女神の強さは、成長と再生を保証するために最も大切なものを諦める能力のなかにある。もっとも深いところで感情を感じ取り、その喪の過程を拒否したりなどはしない。

神殿を訪れる異邦人(旅人)
女神は異邦人によって貫かれる。

聖婚
聖なる結婚の儀によって、女神と男神は結ばれ結合する。

聖娼
デュオニュソスの女性信者のような熱狂や踊り。予言と神秘的な知に満ちたエロティックなエクスタシー。




本書でも、ユングがこの共通点についてこう述べている。

魂の喪失は、自らの本質の一部が引き裂かれ、遊離することと等しい。それはコンプレックスが解き放たれ、失踪することを意味している。その結果、コンプレックスは意識に対して暴君的な略奪者となり、その人全体を圧迫するようになる。そして、その人を軌道から逸脱させ、自己破壊へとどうしてもつながるような、盲目的んで一方的な行動に駆り立てるのである。—p147




やっと自分自身になれる時が来たのかもしれない。

cea24bc289f.jpeg



女性にとっての聖娼

 ヒエロス・ガモス(聖婚)の儀式は宗教的なものである。自分自身の内なる本能の力を受け入れること、また同時に、それを占有することへのあらゆる要求を放棄すること、この二つを通して女性は自分自身との新しい関係を獲得する。彼女の中にある本能的な力は、彼女自身に属しているのではなく、人間を超えたもの、つまり彼女が仕えなければならない女神に属するものだと認識される。その女神に対し、彼女のからだは価値ある器とならねばならないのだ...。
 この経験から他者を愛する能力が生まれる。このようなイニシエーションを経験する以前の彼女の愛というのは、単なる欲望に過ぎない...。しかし、古代における神殿での売春に相当するような内的体験を彼女が通過するなら、所有欲とか欲望といった要素は放棄され、新たな認識によって変質していく。その認識というのは、自分の女性としての性や本能が聖なる生命の力の表現であり、その力を体験することは、人間的なレベルでの充足などとはまったく違って、はかりしれない価値をもっているということである。—p114

セルフアビヤンガ♪

今日は久々の歯医者でした((´д`)) ぶるぶる・・・.

まず、前歯二本を全部削ってレレレのおじさん状態になり
脆い仮歯に早変わり(´д`)

あと一週間は、この脆い前歯では全く物を噛めないという状態に慣れなければ

その後、喉が乾いたのでずっと気になっていた白樺樹液を飲みながら(すごくまろやかな口当たりの水って感じ)ジュンク堂へ。


動作でわかる筋肉の基本としくみ動作でわかる筋肉の基本としくみ
(2011/11/26)
山口 典孝、左 明 他

商品詳細を見る

マッサージという仕事をして人の体を預けさせていただいている訳なので、基本中の基本である人体の知識としての各部位の名称くらいはきちんと勉強したいし、ちゃんとした学校で勉強してきた人間ではないし、こういったことは誰も教えてくれないし独学で勉強しないとなぁと思って購入( ゚д゚)ノ■

各部位の名称が分かれば、理学療法とかの医学関係の書籍もある程度理解できるし、他の分野で人体を扱うお仕事をなさってる方々とも円滑にコミュニケーションが取れる訳なので★

本当に最低限の知識として知っておくべきことだからなぁ。


マスターズタッチ―サイキックマッサージ (OEJ Books)マスターズタッチ―サイキックマッサージ (OEJ Books)
(1995/09)
マサガプリヤ

商品詳細を見る

去年ヘミシンクでヘミってた時に見えた、私の体のまわりの所々にある謎の星印(ジャン・コクトーがよく絵に描くようなやつ)とそっくりな図が載っていて、思わず購入((((((/_ _)/□

ずーっと気になっていたことだったから、この星印について書かれた本やネット上の情報を探しまわっていたのだけど、ついに見つけてしまった♪

どうやら著者はエサレン研究所で「サイキック・マッサージ」を開発した創始者らしい。

カラクタ食堂で妖精さんと合流して、マトンカレー



美味しかったけど、口の中で具を分類して、それぞれ適当な歯で噛まないとならなくて味わうのに相当な集中力を発揮w

妖精さんからドクロ印のミニバックもらっちゃったこれで手ブラでどこにでも行ける♪♪
クライミングのチョークバックにも使えるかも!??粉だらけになっちゃうけど


店長の高橋さんから以前、カスタネダの『時の輪』

時の輪―古代メキシコのシャーマンたちの生と死と宇宙への思索時の輪―古代メキシコのシャーマンたちの生と死と宇宙への思索
(2002/04)
カルロス カスタネダ

商品詳細を見る

を貸して頂いたことがあって、

さっきジュンク堂で、デザインがモダンになって取っ付きやすくなったカスタネダの『イクストランへの旅』新装版

イクストランへの旅(新装版)イクストランへの旅(新装版)
(2012/07/19)
カルロス・カスタネダ

商品詳細を見る

を見かけたって話をしたり、近場でバイクの事故があって大丈夫かな?って話をしたりしてたら閉店時間に

その後、筋肉痛を癒すためにていね温泉ほのかへ♪


地下に新しく、岩盤浴と休憩所が出来てました★

地下の岩盤浴は、岩塩とか色々な床があって、温度も程よく暑い熱帯地方の気候っぽくて気持ちよかった(o^^o)

いつもやってるんだけど、オイルマッサージをしてから岩盤浴やサウナに入ると、セルフアビヤンガ&スウェダナが出来ちゃいますサウナや岩盤浴に行く時はオススメ★

今日はバリで買ってきたマッサージオイルを使用

ローズとジャスミンの香りのオリーブオイル中にオリーブの種が入ってます♪

オイルで老廃物もデトックスされて、明日からまた元気に働けそうだ(´v`)

アニマルトラッキング

お久しぶりです♪

最近、ひとりで森をウロウロするというとっても楽しい趣味を再発見してしまい☆

アニマルトラッキングと野鳥観察と瞑想と筋トレを兼ねて、めっきり森に通いつめてます。


実を言うと、昔は「ファーブル昆虫記」と「シートン動物記」ばかり読んで、毎日、朝から日暮れ時ま山の中を怪我だらけ草まみれになって冒険していた自然狂信者の子供だった訳ですが、

札幌に引っ越してきてからというもの、森で一緒に遊ぶような友人もいなくなってしまったし、それから肺炎になったり鬱病になったり、他にも色々おかしな症状が出始めて、私の暗黒時代が訪れたワケですギャー

たぶん、私が今までなんだか憂鬱で本調子が出なかったのは、「森から離れてしまっていたせい」なんじゃないかと(なんかそういう話があったような・・・)。

友人とキャンプに行って一日中動き回ってすっかり疲れきっていても、森の中にいれば、町の中にいるときの何倍も元気でいられるし、グッタリして眠り込んでる友人のすぐ横で駆け回っていられるし。

それだけ自然から貰えるパワーってのは強烈なものだってことをスッカリ思い出しました。


という訳で、
今の私バイブルでもある、

トム・ブラウン・ジュニアの「ヴィジョン」の紹介でも

ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)
(2008/02/07)
トム ブラウン・ジュニア

商品詳細を見る


伝説のトラッカー(足跡を辿るプロフェッショナル)と呼ばれるトム・ブラウン・ジュニア氏は、幼い頃から10年に渡って、アメリカン・インディアンのアパッチ族のストーキング・ウルフに教えを受けました☆(←注:これは実話です)

ストーキング・ウルフは1870年代に生まれ、白人たちの虐殺・弾圧を逃れて逃げ続けていた、古来の道を守って生きるアパッチ族の末裔でした。

彼は若い頃から、スカウト(戦士)、ヒーラー(癒し手)、シャーマン(呪術師)として80才を過ぎるまで各地を放浪し、修行を続けてきたのでした★

彼は精霊の導きによって辛くて長い孤独な放浪の旅を続けていたのですが、ある日、あまりの孤独にもう耐えきれなくなった彼は、家族の元に帰って死のうと里帰りしました。

しかし、そこである白人の少年と出会い、精霊はこの少年にアパッチ族の教えを授けるよう指し示したのでした。白人の少年にインディアンの古来の教えを伝えること。それが今までの長くて辛い旅の大いなる目的だったのでした。

つづく・・・

詳しくはこちらのページで↓
http://www.geocities.jp/achilleaaustralia/tracker/tombrownjrtracker.html


READ MORE

CATEGORY:

THEME:⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン | GENRE:日記

ヴァンパイア・コレクション

最近、真夜中になると、部屋の片隅から「ガタ・・・ゴト・・・」と奇妙な音がするんです・・・
そっと音の方へと近づいていくと・・・

なんと重い金属のフタの陰からモンモが頭を出してるじゃないですか!!
いつの間にそんなにマッチョになったんだ!?

脱走しないようにちゃんと作ってある爬虫類専用のフタなんで、かなり重さあると思うんですが・・・

仕方ないので、夜中頑張っていたみたいで可愛そうだったし、ちょっと部屋の中を探検させてあげました♪

部屋の中で一番安全そうなベッドの枕の上に乗せると・・・

・・・置いたとたんにウ●コしやがりました∑(´・ω・|||)コンチクショウ

部屋中にステキなフローラルな香りが広がり、その後やむなく洗濯三昧に


でも・・・ウ●コすらも可愛く思えてくる今日この頃・・・
手に乗っても大人しくしてるようになったし(*´Д`)

親バカが急速に加速中w


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

随分遅くなりましたが、前にブログに載せた「ヴァンパイア・コレクション」のレヴュー☆


ヴァンパイア・コレクション (角川文庫)ヴァンパイア・コレクション (角川文庫)
(1999/03)
スティーヴン キング

商品詳細を見る


スティーヴン・キング等大物作家の他にもいろんなジャンルの作家さんの作品がたくさん詰まってるんで、いろんな人に楽しめる短編集かなぁとも思ってたんですケド、読み終わってみるとSF系作家の作品が際立って良かったんで(私としては大満足ですケド♪)、ちょっとその点、耽美派ヴァンパイア好きの読者さんは肩透かしを食らうかもしれない短編集なのかなぁとは思いました★

埋もれた古典的名作(ブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」の出版の際にカットされた断片とか)も多数収録されているんで、ヴァンパイアマニアの方にもオススメw

レイ・ブラッドベリとシオドア・スタージョンの作品はもちろん期待してた通りの面白さだったし、

他にも「ファウスト」と「フランケンシュタイン」と「ドラキュラ」が合体したような話の『骸骨伯爵』とか、

浦島太郎的妖精ファンタジーの『白い肩の女』とか・・・

あとは<ニューウェーブ>の旗手ゼラズニイが書いたSFヴァンパイアもの『デイ・ブラッド』がクールでカッコ良くてかなり好みでした

こういうのを読んでしまうと、前半部の名作『蒼白の貴婦人』の重厚で優雅な古典的ヴァンパイア譚も霞んでしまって、俄然醒めたSF的な文章がまた恋しくなってくるんですがw

そんな訳で、私の中でこの本は
【SF小説が読みたくなるヴァンパイア短編集】
ということで納まりましたw

面白いSF小説があれば、是非コメント欄へ♪
オススメ募集中デスー

CATEGORY:

THEME:文学・小説 | GENRE:小説・文学
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。